久留米・大石町の十五夜さん大綱引き
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秋の風物詩として親しまれている、久留米市大石町の「十五夜さん大綱引き」が今年も開催されました!
福岡県久留米市の大石町では、毎年秋に「十五夜さん大綱引き」が行われます。この行事は、町の中心にある伊勢天照御祖神社(通称、大石神社)を拠点に、地域全体で盛り上がる伝統的なイベントです。私自身も今回、小学生以来の参加となり、当時の懐かしさと新たな感動を味わいました。そこで、今回の体験を通じて感じた魅力を皆さんにお届けします。
伊勢天照御祖神社(大石神社)の歴史と役割
まず、十五夜さん大綱引きの舞台である伊勢天照御祖神社についてご紹介しましょう。この神社の創建は非常に古く、その起源ははっきりとは分かっていませんが、大石町における文化の中心として長い歴史を持っています。この神社を中心に行われる十五夜綱引きは、長年にわたり地元住民に親しまれ、大切にされてきた行事です。
綱引きの由来と内容
「十五夜さん大綱引き」は、もともと豊作祈願や地域の繁栄を願って始まった行事です。昔から、綱を引き合うことで厄を払い、豊かさを引き寄せると信じられてきました。そのため、綱引きはただの競技ではなく、地域の結束を象徴する重要な意味を持っています。
この行事の素晴らしい点は、大人も子どもも一緒に楽しめることです。力強く綱を引き合う姿は圧巻で、見物人も一体となって応援します。また、綱を持って町内を回ったり、「大石抱え」という重い石を何秒持ち上げられるかを競う力比べなどもあります。
当日の様子
夕方になると、神社は祭りの装いが整い、提灯の柔らかな光が幻想的な雰囲気を作り出していました。今年は十五夜の月が特に美しく、空を見上げる人々の顔には笑顔が広がっていました。
今年の子ども対大人の綱引きは、子どものチームが見事な勝利を収めました!子どもたちの頑張りに、大人たちも笑顔で讃え合い、温かな空気に包まれていました。
まとめ
大石神社の十五夜さん大綱引きは、地域の絆を強め、古き良き伝統を守りながら、未来へと繋げていく大切な行事です。大石神社の歴史深い背景のもと、子どもから大人までが一緒に楽しめるこのイベントは、地域の活気を象徴する存在となっています。ぜひ、皆さんも次回はこの素晴らしい行事に足を運び、地域の伝統と温かな交流を体感してみてください!